TS ブログ~東海精機の声~
2009.11.05
中小企業診断士挑戦④ 【ホント疲れた1次試験】
大古田です。
前回のつづきです。
第4回は【ホント疲れた1次試験】です。
勉強を始め10ヶ月程経った、8/8(土)9(日)に東京御茶ノ水の明治大学にて
中小企業診断士1次筆記試験を受験してきました。
ドキドキしながら会場の明治大学リバティータワーに到着すると、さすがは国家試験、
予想以上に沢山の人がいました。
通信教育で1人こそこそと勉強していた私にとっては驚きで、
「こんな沢山の人達の中で合格できるのだろうか?」
とちょっと尻込みしそうになりました。
しかーし、そんな時、会場入口付近にはweb講座でお世話になった講師達が並んでいる
ではありませんかっ!
毎日の様に画面で見ていた大古田からすると、芸能人を見た感覚です。
講師の方々は自分を知らない事はわかっていましたが、お礼を言おうと近づいていったところ、
こちらに気づき、「がんばって下さい。」と固い握手を交わしてくれました。
不思議な事に、これをきっかけに“やるしかないっ!”と腹をくくる事ができました。
テストは7科目。(科目名は第3回を参照下さい。)
90分テスト3つ、60分テスト4つを2日間に亘って行いました。
これがまた時間にタイトな科目が多く、非常に疲れました。
最後の科目である“中小企業経営・中小企業政策”ではあまりの疲労の為、
途中退出しようかとも思いました。(勿論、最後まで闘いましたが。)
1次試験も全て終わり、ふらふらしながら会場を出、色々な予備校が配る解答速報を
GETしながら帰りました。
帰りの新幹線では熟睡でした。
つづく
2009.11.02
中小企業診断士挑戦③ 【感動価値&厳しいStep】
大古田です。
前回のつづきです。
第3回は【感動価値&厳しいStep】です。
私、住んでいる場所が静岡県沼津市という所なので、中小企業診断士を取得する為の
予備校というものが周りにありません。
なので、資格学校TACのweb講座という通信教育を受講してみました。
これは本当にすばらしく質の良いものした。
ある意味、弊社の会社理念にもある『感動価値』ものでした。
最近良く聞く様になってきましたが、『e-ラーニング』というやつです。
何がすごいって、自分の好きな時間に動画で講義を受けられたり、勉強の進捗具合を
マイページで管理できたり、全国で同じように学ぶ人達とのコミュニティーサイトがあったり、
講師にメールで質問できたりと、通信教育の最大の敵である“モチベーション”を
保つための仕組みがもりだくさんでした。
完全朝勉強タイプの大古田にとっては通学よりメリットがあったと思います。
中小企業診断士の試験は段階的になっており、下記の様なStepで合格発表があり、
絞られていきます。
Step.1
1次試験(マークシート)
経済学・経済政策
財務・会計
企業経営理論
運営管理(オペレーション・マネジメント)
経営法務
経営情報システム
中小企業経営・中小企業政策
Step.2
2次筆記試験
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ(組織・人事)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ(マーケティング・流通)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ(生産・技術)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ(財務・会計)
Step.3
2次口述試験
先日終わったStepは最大の難関であるStep.2 “2次筆記試験”です。
つづく
2009.10.30
中小企業診断士挑戦② 【勉強中心の日々】
大古田です。
前回のつづきです。
第2回は【勉強中心の日々】です。
そんなこんなで勉強をスタートしたのですが、当時は社長でもなかったので、
経営に関する基礎知識はまるでなく、ゼロからのスタート。
そしてこの資格、膨大な勉強量を必要とするもので、合格する為には一般的に
1000時間以上の勉強量が必要との事。
(今にして思えば知識ゼロからの人は1000時間じゃ厳しいと思いますが。。)
なので、自分の日々の生活から勉強時間を捻出し、軌道にのるまでは
結構つらい日々でした。。
朝は5時半から会社が始業するまで勉強し、夜はその日の業務のキリをつけ、
その後2時間程。休みの日は朝6時ぐらいから昼まで。
と、家族の協力を得ながら、自分の時間を出来る限りやり繰りしました。
へこたれない為に、挑戦を周りにあえて公表したり、自分を叱咤激励するタイプの
音楽を選んで聴いたり、といった工夫もしました。
好きなゴルフも勉強時間捻出の為、封印しました。
この様に自分を勉強漬けの毎日に追い込んだのですが、そんな毎日はつらいだけ
ではありませんでした。
最初は這いずる様にして勉強していたのですが、1ヶ月程経つと、不思議とこの生活が
普通になり、苦でなくなってきました。
そして何より、勉強内容は非常に為になり、充実していたので、慣れてきた頃には
楽しくさえなっていました。
この感覚を持てた事が1年間がんばれた最大の要因であったと今は思います。
つづく
